柏崎市で40年の老舗焼肉&しゃぶしゃぶ店
うまいものダイニング大志麻(おおしま)です!
皆さんは「牛ホルモン」はお好きですか?
プルプルで脂の甘みの広がる独特な味わいは、好みはありますが焼肉でしか味わえませんよね。
ただ、ホルモンっていろいろな種類があるし、焼肉店ごとに呼び名が違うこともあり難しい!
ということで、今回は特にわかりにくいと言われ「テッチャン」について、
シマチョウやマルチョウとの違いを詳しくご説明したいと思います!
\大志麻のホルモン美味しさの秘密は?/
1.テッチャンってどんな部位?
まず、テッチャンの説明から始めたいと思います!
テッチャンは牛の内臓であり、いわゆる大腸にあたる部位です。
しかし牛一頭あたり約1㎏ほどしかとれないため希少部位であり、また腸ということで腸管出血性大腸菌(O-157)による汚染のリスクや、
牛が食べた草が汚れのように残っていることもあり、加工に手間のかかる部位でもあります。
味の特徴はこってりとした脂の甘みと、腸壁のくにくにとした弾力が特徴です。
美味しいテッチャンは腸壁(オレンジ色の皮のような部分)に厚みがあり、美しい縞が入っているので見た目でもわかるかもしれません。
腸壁が切れていたり穴が開いている場合は、そのお店がテッチャンにあまり力を入れていない証拠です。
丁寧に処理されたシマチョウは脂も均一に揃えられているので、こってりとしながらもくどくない味わいです。
テッチャンは牛の大腸
脂の程よい甘みが感じられる希少なホルモンです。よく加熱してお召し上がりください。
2.シマチョウとの違いは?
では、「シマチョウ」とは何なのかお気づきの方も多いはず。
そうなんです!実はシマチョウとテッチャンは呼び名が違うだけでまったく同じ部位、牛の大腸を指しています!
焼肉やお肉は関東、関西などエリアによって名前が変わることがあるので、ややこしいんですよね。
【テッチャン】
テッチャンは牛の大腸を指す韓国語「テチャン」に由来
【シマチョウ】
腸壁の横縞模様に由来
「このお店てっちゃんがない~!」って思ったときは、
一度冷静になってメニューに「シマチョウ」がないかチェックしてみるといいかもしれません!
てっちゃんとシマチョウは同じ!
腸壁に縞が入っていたらそれは牛の大腸です。
3.マルチョウとの違いは?
次は似たような名前の「マルチョウ」。
こちらも腸と付いていますが実は大腸ではなく……マルチョウは小腸なんです。
牛一頭あたり約10㎏とれるマルチョウの味の特徴は、とにかくいっぱい付いた脂!
本当に脂の塊を食べているような気分になってしまうので、
牛を食べる文化があまりない当店のある新潟県では、マルチョウを焼肉として提供しているお店はかなり少ないです。
ただ、手頃でボリューム感があるので「もつ鍋」をするならこちらのマルチョウですね。
「もつ鍋しよう!」そういうときは、スーパーでこのマルチョウを調達すればOK!
マルチョウは牛の小腸
脂がたっぷりとついておりこってりとした味わいです。
終わりに。
ホルモン好きの皆さまにテッチャンとは何か、しま腸やマルチョウとの違いについて詳しくお伝え出来たと思います。
今回紹介したてっちゃんや他のホルモンを美味しく焼く方法はこちらの記事で詳しくご説明しているのでぜひご参考に!
最後までお読みいただきありがとうございました。
\フライパンで美味しくお肉を焼く方法はこちら!/