ホルモンって噛み切れない?老舗焼肉店が教える美味しいホルモンの特徴!

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柏崎市の老舗焼肉店うまいものダイニング大志麻(おおしま)です!

当店の上質な焼肉食べ放題では豊富なカルビやジューシーな豚ハラミなど
ご好評いただいておりますが、中でも根強い人気を誇るのが。
ホルモン!なんです。

ホルモンについてこんな疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

「ホルモンって癖があって食べにくそう」
「硬くて噛み切れないけど消化できるの?」
「焼き加減がわからない……」


今回は焼肉で主に食べられている3種類のホルモンについて、
美味しいホルモンの特徴やそれぞれのホルモンの焼き方について
詳しく紹介したいと思います。

ホルモンって噛み切れない?

このように思っている方も多いと思いますが、まず「ホルモン」とは一体どんなお肉なのでしょう?
実は「ホルモン」と呼ばれるお肉は内臓類の総称で、さまざまな種類の内臓をみんな「ホルモン」と呼びます!

そのため「ホルモン」によって美味しさも柔らかさも異なるのですが、
多くの焼肉チェーン店ではあまり分けずにせいぜい「牛ホルモン」や「豚ホルモン」と呼び提供しています。

実はこれらの「ホルモン」が「ホルモンが噛み切れない」原因なのだと思います……。

なぜならその多くが元々弾力のある部位を使用していたり「やわらか加工」が必要な比較的硬い食感の部位であるためです。

そのためホルモンの美味しさを味わう秘訣は、個別でホルモンが味わえる=ホルモンを部位名で扱っているお店で頂くこと。
ホルモンにこだわって仕込みをし、美味しさを引き出している焼肉店でまずはお気に入りのホルモンを見つけて下さいね!

以下、当店でおすすめのホルモンをご紹介しますよ!

焼肉でホルモンと言えば”テッチャン”!

大志麻のテッチャン(シマチョウ)
大志麻のホルモンテッチャン(シマチョウ)

まずはこちらの写真のテッチャンは牛の大腸に当たる部位で
シマチョウやラージインテスティン(Large Intestine)とも呼ばれる部位です。

見た目の特徴は綺麗な”しま”の入ったピンク色の腸壁とその反対側にたっぷりと付いた白い脂で、
これがぷりぷりの食感とじゅわっとした脂の美味しさを生み出します。
ホルモンと言えばじゅわっと溢れる脂!という方のイメージするホルモンは大抵こちらのテッチャンです。

【美味しいテッチャンの特徴は?】
★腸壁にきれいな縞がくっきり入り、脂の層が均一になっていること。

※縞が少ないものは鮮度が悪い傾向にあります。
また商品のカットサイズが小さく腸壁に穴が開いている場合などは
脂が均一でなく、特有の食感と脂の甘みが味わえません。

【当店のこだわりは?】
当店のテッチャンのこだわりは、仕込みの際に脂の厚みを一定に加工していること。
脂のしつこさを抑えつつとろける甘みだけを堪能できます!

食べられるコースは?
・早得コース
・おてがるコース
・満足コース

【テッチャン(シマチョウ)を焼くときのコツは…?】
テッチャン(シマチョウ)を焼くときに
脂か腸壁かどちらを下にするか議論になりますが、どちらが下でも大丈夫!

なぜなら焼き上げる際余分な脂を落とすために何回も裏返すから。

テッチャン(シマチョウ)は脂で炎が上がりやすいので中火以下に火加減を調節したあと
返しながらゆっくりと火を入れましょう。腸壁が色づき脂が透明になってきたらあとはお好みの脂加減で!

濃厚なコクと甘みが特徴の”牛レバー”

大志麻の牛レバー
大志麻の牛レバー

好みが分かれると言われる”牛レバー”。

こちらは牛の肝臓に当たる部位であり濃厚なコクと甘み、そしてなめらかな食感が特徴です。
しかし鮮度が悪いと独特な臭みが出てきてしまうので苦手な方も多い部位ですね。

当店の牛レバーは品温の維持など丁寧な加工作業を行うことで、純粋なコクと甘みを楽しめる商品に仕上げています。

【美味しいレバーの特徴は?】
★提供されたときに角が立っており、血管や脂などが付いていないこと

※べちゃべちゃしているものは鮮度が悪い傾向にあります。
また血管や脂、膜などが綺麗に取り除かれていない場合、
なめらかな食感の邪魔をしてしまいます。

【当店のこだわりは?】
当店の牛レバーのこだわりはレバーに付いている脂や血管など
口当たりを悪くしてしまうものを丁寧に取り除き
なめらかな食感をお楽しみできるように加工しています。

食べられるコースは?
・早得コース
・おてがるコース
・満足コース

★牛レバーを焼くときのコツは…?
牛レバーを焼くときは必ず弱火でじっくりと焼きましょう。
強火だと加熱しすぎてしまい食感が悪くなってしまいます。

お願い
レバ刺し風の味を楽しもうと生焼けでお召し上がろうとする方がいらっしゃいます。
当店でご提供しているレバーは加熱用です。よく加熱してお召し上がりください!

圧倒的分厚さが美味しさの秘密”上ミノ”

大志麻の上ミノ
大志麻の上ミノ

「いつ飲み込んだらいいかわからない…」
「噛み切れないけどどうしよう」
「美味しさがわからない」

と言われ焼肉を楽しむ人たちを悩ませる”ミノ”。
こちらは牛の4つある胃のうち一番最初の胃です。

実は大きな袋状になっていて、牛は食べた牧草をここと口とで出し入れし消化を行うので(=反芻)牧草を食べる牛のミノは発達して分厚く美味しいと言われています。

ただ一定の厚みのある部分は非常に希少で高価なので、
一般的に提供される薄いミノを食べて「噛み切れない!」「硬い」「味がしない!」という悪い印象が残ってしまうことも。

当店が厳選して仕入れた分厚いミノは高級店さながらのまるで”サクサク”食感。
焼肉食べ放題満足コースで心行くまでお召し上がり頂けます。

【美味しいミノの特徴は?】
★しっかりと厚みがあり、裏と表に丁寧に切れ込みが入っていること

※薄いものは肉質が固い傾向にあります。
また切れ込みが入っていない場合もミノ特有の繊維感を味わえない、
「噛み切れないミノ」の可能性が大です。

【当店のこだわりは?】
当店のミノのこだわりは、厚い部分のみを厳選し仕入れ裏表丁寧に切れ込みを入れていること。
本物のミノの食感や美味しさを気軽にお楽しみ頂けるよう努力しています。

食べられるコースは?
・満足コース

★ミノを焼くときのコツは…?
分厚いミノは弱火でじっくりと焼かないと火が通りません。
おすすめは何かを真ん中で焼きながらその脇でミノをじっくりと炙ること。
ひっくり返しながら焼いて水分を飛ばし、下の写真のようにしっかりと花開いたら食べごろです。

おわりに

大志麻の上ミノ焼き上がり
弱火でじっくり焼かれて花開いたミノ

肉にこだわる柏崎市のうまいものダイニング大志麻(おおしま)は
正肉はもちろんホルモンにも全力投球!

柏崎市で美味しい焼肉&ホルモンをお探しの方はぜひ当店へ!